バイクと平成仮面ライダーのおはなし

バイクと平成仮面ライダーのおはなしへようこそ

皆さんはバイクと聞いて何を想像するでしょうか? 勿論それは人によって様々な物を想像するかと思いますが、特に男性の多くは、仮面ライダーを想像したという人も中には多いのではないでしょうか? このサイトではそんな仮面ライダーとバイクに関するおはなしを、改正された道路交通法の観点や、作品として撮影する上でどのような事が行われているのかという視点などから、バイクを絡めて面白おかしく紹介していきます。また、これから平成ライダーを見る人にオススメな2作品についても詳しく紹介していきます。

バイクと平成仮面ライダーのおはなし

懐かしの初代仮面ライダー

    仮面ライダーとバイクのお話

    バイクとなるとやはり

     皆さんはバイクと聞いて何を想像するでしょうか? 勿論それは人によって様々な物を想像するかと思いますが、特に男性の多くは、仮面ライダーを想像したという人も中には多いのではないでしょうか? このサイトではそんな仮面ライダーとバイクに関するおはなしを、改正された道路交通法の観点や、作品として撮影する上でどのような事が行われているのかという視点などから、バイクを絡めて面白おかしく紹介していきます。また、これから平成ライダーを見る人にオススメな2作品についても詳しく紹介していきます。是非、まだ仮面ライダーシリーズを一つも見たことがないという人はこのサイトを参考にして、その「子供向けだとバカに出来ない」世界へと走りだしてみて下さい。

    そもそもなんで仮面ライダーはバイクに乗り始めたのか?

     初代仮面ライダーから仮面ライダーを見ていない人にとっては、そもそもなんで仮面ライダーはバイクに乗るのかという、根本の部分が疑問だという人は多いかと思います。どうしてなのだろうと疑問に答えると、これは予算的な都合と、物語上の設定によるものになります。まずは予算的な都合による問題ですが、これは放送当初、仮面ライダーに対してあまり大量の予算を割くことが許されなかったため、比較的安価に撮影でき、なおかつ子供の心を捉えるものという事で、バイクを選ばれたそうです。勿論この予算の問題は仮面ライダーの必殺技などにも、反映されていて、あれはトランポリンなどを用いて撮影しているものですが、ド派手な必殺技のようなお金がかかるものではなく、工夫によってかっこ良く見える物が取り入れられていったということなのです。また、予算の都合上ショッカーのアジトなどは全部手作りで作られ、壁なども含めて殆どが絵だったということも言われております。そして、次に物語上の設定の問題ですが、これは初代仮面ライダーにおける主人公である本郷猛が、高い知能指数とすぐれたスポーツ能力を持っており、天才的な科学者として活動する一方で、オートレーサーとしても活動していたという設定によるものです。流石に、予算先行で設定を決めたのではないかと思う人もいるかもしれませんが、その通りで、本郷猛役の藤岡弘氏が撮影中のバイクの事故が原因で撮影が続行不可になったことから、仮面ライダー2号編が生まれたり、また変身フォームなども子供受けが良かったから継続などと、かなりフレキシブルな感じでやっていたようです。

    何故最近はバイクに乗らないのか

     最新の仮面ライダーではとうとう自動車に乗るようになり、バイクがだんだんとなりを潜めてきた感じがしますが、何故、仮面ライダーなのにバイクシーンが少ないのかと思われるかもしれません。

     しかし、これには比較的どうしようもない法律の問題と、利益に関する問題に加え、物語や演出上の都合という難しい問題が引き起こっているのです。

     特にバイクシーンの減少に関して、法律の面から言うと道路交通法の改正によって撮影が厳しくなったという理由が上げられます。これは元々ハリウッド映画などでも、日本でカーチェイスのシーンを撮影しようとして断られるといった事案が幾つか引き起こっていることからご存知の人もいらっしゃるかと思うのですが、これに関してはやはり仮面ライダーといえども、避けては通れない問題だったそうです。

    具体的にどのように道路交通法が変わったのか?

     特に仮面ライダーに関する部分でバイクの道路交通法が大きく変わったのは1972年のことで、これは丁度初代仮面ライダーの本郷猛役の藤岡弘氏がバイクの転倒によって大怪我をし、復帰した当たりのことでした。この時期になって漸く「時速40kmを超える道路でのヘルメットの着用が義務付けられる」と決まったこともあり、藤岡弘自身もこの頃からヘルメットをかぶるようになりました。その後も年が進むに連れてだんだんと、規制が強化されていってしまっており、撮影申請の際の基準が厳しくなったりしていて、良くいきなり雰囲気も整合性も無視して急に採石場のシーンになったりするのはそういう事が関係しているということもあります。

    利益に関する問題とは?

     またバイクシーンが減ったのは利益に関する問題という事も言われております。仮面ライダーシリーズは初期の構想段階では異なりますが、しばらく進むうちに子供向けのおもちゃを売るために撮影されている子供向けの番組という風になっていきます。(初期の段階ではライダーベルトのおもちゃというのが無かった)

     勿論最近では、もはやこれは果たして本当に子供向けなのかといった内容の物も数多く見受けられますが、前提としてはそういう事になっているのです。そこを鑑みると、おもちゃの売上に直結しないバイクシーンよりも、おもちゃに出来る武器やベルトを使って戦うシーンをメインに置いた方が良いという事になってしまうわけです。これらはスポンサーがバンダイといったおもちゃメーカーであるため、比較的拘束力を持ってしまうものではありますが、流石にバイクシーンを入れないと批判もありますので、ちょこちょこと小道具として挿入したり、またバイクを利用してバトルするシーンのようなバイク回が必ず一回は挿入されたりします。

     特に仮面ライダークウガにおいてはこれもある種説得力のあるような状況にしてあって、それは機動力が非常に優れている素早い敵と戦うのに、バイクを利用したというものですが、強い縛りがある中でも、しっかりと物語の強度を高めつつ、脚本を作っていけるのは本当に凄いことだと思いました。

    物語や演出上の都合

     最後に紹介したおもちゃを売らなくてはいけないという理由にもつながるところがあるものですが、脚本家がバイクシーンでなく別のストーリーを描きたいと思っているという事も一つの要因としてあるかと思います。特に初代の仮面ライダーに関しては主人公がバイクレーサーであったということと、また下級戦闘員をバイクで蹴散らすというシーンがあったことや、そもそもバイクに乗り風を受けて変身するという設定があったことに起因して、バイクで戦うこと、またバイクを頻繁に用いることに関してかなり説得性が出てきています。しかし、スーパー戦隊シリーズならともかく、最近の平成ライダーシリーズと呼ばれているものに関しては、基本的に下級戦闘員といった物が存在せず、基本的にはボスとの一騎打ちか、複数の敵ボス対複数のライダーによる混合戦というものになっていることが多く、この必要性があまりにも薄くなってしまっているのです。ですので、基本的に移動の手段にしか使わなかったり、またバイクで戦う敵が出てくる、非常に早い敵が出てくるといった物語上必要にかられてバイクバトルをするという事が最近では増えに増えているという訳なのです。

     特に最近では風をベルトに受けて変身するという設定が完全に消えてなくなりましたので、そのことからも、バイクを用いる理由が少しずつ薄れていっていると言わざるを得ません。

    仮面ライダーの変身の由来

     ちなみにこの仮面ライダーに変身する時の掛け声である「変身」ですが、フランツ・カフカの小説「変身」から着想して、決まったそうで、それ以前は「変身」という言葉もあるにはあったもののあまり主流では無く、もっと別の掛け声によって変身することが多かったそうです。仮面ライダー2号の時期に、変身ベルトを付け、変身ポーズを取りながら、「変身!」と叫ぶのが、子供達の中で大受けして、変身ブームという物が引き起こり、それ以降、様々な作品にこの要素は取り入れられていく事となるのですが、それ以前の初代仮面ライダーはバイクで風を受けて、ベルトの風車を回し変身するというものになっておりましたが、この当たりを受けて、怪我からの復帰後は初代仮面ライダーもしっかりと変身ポーズを掛け声とともにとることになったのです。

     ちなみに仮面ライダー2号の一文字隼人役である佐々木剛氏が、バイクの免許を持っていなかった為に、この変身ポーズという物が考案されたというのは有名な話で、風を受けて変身するという設定が、まさかの枷となってしまっていたという話に驚かされた記憶があります。